信州健康ランド・クアアンドホテル200V 宿泊利用

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お墓参りで実家の金沢に横浜から向かうことになり、嫁と子供は一足先に新幹線で移動してしまっていたので、私は仕事が終わってからテスラで出発することにしました。

サウナ好きなので、200Vがあってゆっくりサウナ入れるところをサクッと見つけて夜9時ごろ出発〜翌朝6時出発までの内容。

横浜出発

仕事終えて一回家に帰って戸締りや整理整頓をして出発! だいたい夜の9時過ぎだったかと。

雨の中、横浜町田ICから東名を少し下って次は圏央道を北へ、その次は中央道を西に。

雨の中走るのはやっぱり疲れますね。。。中央道はアップダウンとクネクネ続くし。。

山梨県 談合坂SAで休憩

談合坂SAにて

現地到着

途中雪がちらついてましたが、無事到着!

他にEVはおらず(一応電話で確認しといた)、充電するのは私だけでした。

朝6時に出発!

夜の12時過ぎに到着して、サウナも実はゆっくり入ることができず、少し寝て出発しました。一人旅だからまあサクサク移動出来た方が良い訳で。

ここから金沢まで約4時間の道のり、果たして充電はどうなったかというと。

バッテリー100%まで充電できれば理想なんだけど、200Vの3kwだとやはりこんなもんですね。ディスティネーションチャージャーだとこの4倍のスピードが出るので、欲を言えばディスティネーションチャージャーのところがあればベスト!

まとめ

約5時間の3kW充電ですが、無いより全然良いですね。おかげで金沢まで途中充電無く行けるという表示だったので朝から元気よく出発しました。

まあ、欲を言えばテスラのディスティネーションチャージャーがあるのがベストだけど、理想は6kW級の普通充電器が広まれば良いですね!

充電場所紹介

ナビをセットすれば問題なく到着できると思います!

御殿山トラストタワー〜テスラディスティネーションチャージャー利用

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品川で仕事の打ち合わせが入ったので、御殿山に駐車しながらディスティネーションチャージャーでも使おうってことで行って参りました。

現地到着

五反田駅方面から来ると、一旦通り過ぎてUターンして入る必要があります。手前の一旦停止は良く警察いるよねw

充電方法

車を止めて、プラグを挿すだけです。簡単!

満足度は最高!

30分300円だと東京だと安めな設定だと思う。駐車料金だけで見ると、スーパーチャージャーに行った方が安いと感じる人も多いと思うけど、駐車している間の充電はかなり合理的だと思う。

スーパーチャージャーで充電中待つ時間は本を読んだり、仕事をしたり有効活用することができるけど、ディスティネーションチャージャーの場合は仕方なく駐車(宿泊だったり、仕事だったり)しているわけで、その間に充電できるのはめちゃくちゃ効率が良いと思う。今後もチャンスがあれば使おうと思います!

まとめ

仕事中などの1時間を超える駐車の場合にはここに限らずディスティネーションチャージャーは上手く使っていきたいなと思いました。めちゃくちゃ合理的な充電手段だと個人的には思っています。

2時間くらいで20%充電される(LRの場合)と考えると、バッテリー50%前後で充電開始すればそこそこお得な感じにはなりそうかなと。

充電場所紹介

ナビをセットすれば問題なく到着できると思います!

イケアジャパン@立川〜EV無料充電CHAdeMO

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国営昭和記念公園で友人と子供たちを交えて遊んだ帰りに立川IKEAにて無料充電させていただいて帰ったという記事です。

現地到着

平日に行ったのですが、西側の入り口は閉まっておりました。そのまま建物側を沿って東側の入り口へ。テスラナビで問題なく到着出来ました。

 

充電方法

テスラCHAdeMOアダブターを繋げてスタートを押すだけ! 先にリーフが充電していましたが、充電器表示で満充電まで残り7分くらいで戻られて出て行きました。待ち時間はほぼ無く充電開始でした。

満足度は普通

充電中にトイレ使えるし、買い物できるし、食事もできるので、何か買い物したり食事ついでに充電するには最高の場所だと思いました。

駐車場はチケットは取る必要が無いタイプで車のナンバープレートを認識して料金を計算しているようでしたが、充電25分くらいだったので恐る恐るそのまま出てみましたが大丈夫でした。

まとめ

単に充電だけであれば、30分まで駐車場無料のアドバンテージを使うのはアリだけど、場所柄買い物や食事をしている間に効率よく充電するには最高の場所かと思いました。

それにしても買い物や食事中の充電って本当に効率が良い。こういうところが増えることを願っています。

充電場所紹介

テスラのナビで問題なく到着できます。東側は常に入り口として開放してそう。

イケアジャパン(立川)

何かしら買い物する間に充電できるのは良いですね。

二子玉川ライズP3駐車場@世田谷〜EV無料充電CHAdeMO

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二子玉川のライズにランチとお買い物へ。無料CHAdeMO2台に加えて、無料普通充電器も多数設置されておりました。その入り方や使い方の紹介です。

現地到着

テスラナビで問題なく現地へ行けます。普通の駐車場と同じように駐車券を取って入る流れです。

 

充電方法

テスラCHAdeMOアダブターを繋げてスタートを押すだけ! タイマーがあるとは書いてあるけど、実際は無さそう。お隣のモデル3は30分越えで充電していたっぽい。

満足度は普通

充電中にトイレ使えるし、買い物できるし、ツタヤあるし、食事もできるので、何か買い物したり食事ついでに充電するには最高の場所だと思いました。平日でしたがCHAdeMOは人気の様子w バッテリーがそんなに減ってないのであれば普通充電もアリかなと思える場所です。

冬場だったので充電スピードが制限されていました。充電器に小さな貼り紙で夏と冬は30kw上限に調整してあるとのこと。充電スピードには少々不満はあるけど、場所は抜群にいいところかなと思いました。

まとめ

単に充電だけであれば、30分まで駐車場無料のアドバンテージを使うのはアリだけど、場所柄買い物や食事をしている間に効率よく充電するには最高の場所かと思いました。また、充電の残量によっては普通充電も使えるし臨機応変に対応できるところもいいと思います。

それにしても買い物や食事中の充電って本当に効率が良い。こういうところが増えることを願っています。

充電場所紹介

テスラのナビで問題なく到着できます。Google maps上のP3だと少し場所が違うので少し注意が必要です。

タイ屋台999(カオカオカオ)

個人的に好きなタイ料理のお店。最高にうまいというわけではないけど、リーズナブルでカジュアルな感じが好み)笑

株式会社オーテックジャパン@茅ヶ崎〜EV無料充電CHAdeMO

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平塚で用事を終えて。カフェで仕事しようかというところで近くにまだ未開拓のCHAdeMOがあったのでお邪魔する事に。株式会社オーテックジャパンというところで茅ヶ崎市の工場地帯の一角にある様子。入り方と充電の仕方を紹介します。

現地到着

テスラナビのとおりに行ってメインのゲートまで行けます。メインのゲートに到着したら、管理室で手続きして許可書をもらって充電するという流れです。

 

充電方法

テスラCHAdeMOアダブターを繋げてスタートを押すだけ! タイマー付きで30分で止まります。

満足度は普通

入り口の紙に情報を記入する手間はあるけど、それ以外はサクサクいける。充電スピードも42kwは出そう。私の場合、バッテリーが冷えていたのでスタートは25kw。その後最高は37kwまで出ました。

管理人のおっちゃんによると、「最近はこのテスラが増えてますね〜」って笑っていましたw 場合によっては今後断られる可能性はありますね。。。汗 でもとても親切で丁寧なおじさま方でした。

充電中に外で買い物やトイレといった場所がなさそうなのは事実。私は充電中の30分は仕事をしていたのですが、トイレくらいは緊急性があるので借りられたとして、ドリンク等は少し歩いたところにあるセブンイレブンくらいかな。

まとめ

近くを通る時にサクッと充電するには良さそうなスポットでした。事前にトイレを済ませて、飲み物が必要であれば事前に買っておくと良さそう。ゲートの管理人の方々はとても親切なので心配することはなさそう。

充電場所紹介

テスラのナビで問題なく到着できます。メインの入り口は1箇所、行けばすぐわかります。

株式会社オーテックジャパンとは?

主に日産自動車に向けた特殊車両や福祉車両などを手掛ける会社でした。確かに入り口の看板のところにNISMOのサインがありましたよ!

2022年4月に統合があり、新会社に生まれ変わるようです。

日産自動車、特装・モータースポーツの新会社を設立
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/211217-01-j

テスラのバッテリー充電問題について思う事

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電欠したらどうするんだ。だったり、ガソリン車なら給油すればすぐ走れるとかよく言われるのですが、電気自動車も慣れてくれば充電の心配が無い快適な乗り物なんだけど、ガソリン車でいう「給油」のイメージが強いと柔軟な思考転換ができないのも事実かなと。

テスラに乗って半年以上経ちますが、今の所充電に困ったことは無いです。

ガススタの様に充電するのはごく一部です

ガソリンスタンドでガソリンを給油するイメージで電気自動車の充電となると、確かに一台30分以上かかるという単純な絵が想像できるのですが、実際はそうでも無いです。

ガソリン車もそうだけど、家を出発する際に燃料(充電)がどれくらいあったかはそれぞれの話で、自分の行動する流れをイメージした方がいいと思う。色々な場所で色々な場面の充電方法があります。

多様な充電タイミングと方法

急速充電器

ガソリンスタンドで給油に近いのが、国産車だとCHAdeMOと呼ばれる急速充電器。90kw以下で充電できる高速道路のサービスエリアやカーディーラーなどに設置されているのを使うケースが当てはまる。

テスラに関しては全国各地にあるスーパーチャージャーSCでの急速充電がそうなのだが、速度は圧倒的に速い。V3タイプだとmax 250kw で V2タイプだと max 135kw あたりで充電が開始される。

いずれも30分〜50分ほどでかなり充電されるので、充電後どこに行くかで充電する容量も変わってくる。その理由はさらに以下に続く。

買い物や食事中の充電

個人的な例をあげると、ららぽーとの急速充電は毎回助かっている。遠方へ行ってテスラのスーパーチャージャーが周りにない時に立ち寄ったケースとして、ららぽーと海老名を取り上げたいと思う。

午前中に海老名にて別の用事を済ませて、家族で軽い昼食でもと思っていたところ、ららぽーとにいろいろレストランが集中しているので行く。急速充電器で充電を開始(スタートは20%くらい)で食事をする。結構ゆっくりめに食事をすると1時間20分ほど、その時には充電はほぼ終了に近い97%あたりまできている。この間の充電料金は無料。

ある程度固定された自分の行動範囲とどこに急速充電器があるかを知っておく必要もあるけど、日頃よく行くところに充電器があればすぐ慣れるしイメージもわく。

自宅や宿泊先での充電

京都でのディスティネーションチャージャー利用時の様子

一度経験すると、スーパーチャージャー並みにすごい(合理的)と感じるのがこの寝ている間の充電です。私はマンション組なので、寝ている間の充電はできませんが、遠方へ行ってホテルやパーキングに長時間止める時充電できることが結構あって、その際の普通充電は感動しました。

はじめは充電できないかもしれない不安もあったけど、2度目になるとイメージもしっかり出来て最高だった。ホテル到着までにだいたい10%前後のバッテリーで到着すればOKで、チェックインをして食事して風呂入ってゆっくりしている間に60%あたりまで充電が終わり、朝には100%で旅を再開できる。

これはテスラのディスティネーションチャージャー(6kw) を利用してる時で、充電の間スマホアプリから経過を確認できるのと、電流の調整ができるのでスタート時に100%は容易にコントロールできる。

自宅で充電ならば、深夜電力を利用で電気代もかなり安いことになる。

まとめ

これ以外にもスーパーマーケットやタイムズ駐車場などにも普通充電器および急速充電器が設置されているところもあるので、それぞれの行動パターンに合わせて充電するタイミングや方法を選ぶことができます。さらに日産ディーラーに設置されている急速充電器やemobility powerが提供している優良の急速充電器なども含めると高速のサービスエリアや一部のガソリンスタンドにも急速充電器があるので困ることは無いと思います(住まわれているエリアにもよるので要確認!)

今後、EVの台数も増えていくとなると充電設備の数と充電スピードが鍵かと思います。

遠方へ移動する際は急速充電のスピードが大事で、泊まりとなる場合は宿泊施設の普通充電はたくさんあるに越したことはありません。

京都ホテルエルシエント テスラディスティネーションチャージャー利用

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仕事で京都へ行くことになり、いつもなら新幹線でサクッと行くのだが、今回はテスラで1泊2日の小旅へ。滞在ホテルを充電できる場所へってことで、エルシエントホテルを選択! ディスティネーションチャージャーの初めてでしたが最高でした。

現地到着

ホテルの目の前に三井リパークの看板が見えてくるので入ったら見えてきます。

200Vおよびテスラディスティネーションチャージャーも順路を追ってくと見えてくるのですぐわかるかと。

コインパーキングですが普通に止めるだけでOK

注意すること

駐車料金がまじ高い!!! 下手したら東京の都心より高い!

東京でも夜の料金が安いところが多いけど、ここは謎に高い(宿泊者用に場所を確保するためなんだろう)ので注意が必要。またチェックインの時間と駐車するタイミングも大事で、ホテル側の割引が適応されるのが15時〜との事なのでずっと止めて充電するのであれば15時以降をお勧めする。

充電方法

車を止めて、プラグを挿すだけです。簡単!

6kw !!

満足度は最高!

初めてのディスティネーションチャージャーでした。16時に到着して充電開始時はバッテリーが約30%でしたが、満充電まで10時間くらいでした。 10時間だと次の日の出発までに終わってそこからまたバッテリーが減るので、電流を調整して朝7時に100%充電が完了するようにしました。寝てるだけで充電が完璧に終わるのは最高です!

まとめ

コロナ禍の出張でもあったので、宿泊料金は多分激安でした。一泊5,000円もかからないくらい。それに駐車場の1,500円追加なので快適でした。

テスラディスティネーションチャージャーは普通充電の200Vに比べてここでは6kw出るのでめちゃくちゃ早いし快適でした。アプリで充電スピードできるのはテスラだからできる強みですね。

また京都に行く時は利用させてもらいたいと思います。

充電場所紹介

ナビをセットすれば問題なく到着できると思います!

麺屋 極鳥でラーメン食べた

京都が発祥の天下一品。コッテリが有名ですが、本場ならもっとコッテリあるだろうと調べてたらありました! 味は天下一品よりなんとなく健康そうな素材の味は強かったです。 人気なお店のようでランチでは普通に並ばないと入れないと思います。

テスラで行きましたが、すぐ横にコインパーキングがあるので問題なし。

麺屋 極鳥
https://gokkei.amebaownd.com/

グランベリーパーク町田〜EV無料充電CHAdeMO

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横浜町田インター近くにあるグランベリーパーク、昔はグランベリーモールという名の少し淋しいモールでしたがリニューアルされ最新のCHAdeMOも設置されております。平日が結構狙い目で余裕があるけど、週末は充電器の取り合いなのでご注意を。そんな記事です。

現地到着

メインの立体駐車場の4Fに充電器があるので、そこまで登っていくだけです。

 

充電方法

プラグを挿してスタートボタンを押すだけ。

満足度は高いが難点もある

私がお邪魔したのは平日だったので、駐車料金が2時間無料で充電は30分タイマー。駐車場は1F2Fが混んでいる状況でした。ただ、後日週末に行った時は物凄い混み具合)笑

あと充電スピードに関しては遅いです。22kw位が確認できた最高速度でした。

週末や祝日は屋上まで駐車場は混んでいます。少しだけEVだからスポットが空いている可能性があるくらいで、他のEV車も休みなく充電に来るし放置するとアナウンスされますwww

買い物をすると駐車場の無料時間は延長されますが、たびたび充電したり車を移動させたりするとまあまあ手間かなと思います。

まとめ

グランベリーモールへのショッピングはお店も充実していて、食事をする場所も多いので結構楽しめます。ただ、その間充電をいい感じにできるかどうかと言えば、出来ないです。20kwだと30分で充電出来ても十数%くらい。

ショッピングのついでに少し充電して帰るようなイメージなので満足のいく充電ができる場所ではないのを理解していくのが良いと思います。

充電場所紹介

テスラのナビで問題なく到着できます。入り口は2箇所、警備のスタッフが誘導していると思うので見つけやすいはずです。

グランベリーパークに来たのなら

いろんな場所に店舗を出しているバーガー屋ですが、Umamiバーガーいい感じです。

うまみバーガー

羽田空港第3ターミナルP5 無料CHAdeMO使い方

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仕事を一つ終えて次の現場までの間に羽田があったので立ち寄る事に、30分でも50kw級で充電できればナイスかなと思い立ち寄りましたが、最初に行くとステップが多く驚きました。皆さんのご参考になればと思い書いています。

現地到着

gogoEVアプリの口コミどおりに最初に予約車用ゲートに行った私。。。インターフォンでコンタクトを取ると、「ここではないです、一度バックして一般と同じどおりに入ってきてください」とだけ言われ、入って充電器に向かうと。。。「中のゲートを入って、手続きしてもらわないといけないんですよ」とまで言われるw

もう何が何か分かんないんだが、充電だけさせてくれ!笑笑

P5 の正式な入り方w

①一般と同じ感じでチケット取って入る
②1Fの立体に一度入る
③中から予約車ゲートに行き、インターフォンで充電の旨伝える
④管理事務所の場所で充電手続きチェックイン
⑤ぐるっと抜けてチャデモへ
⑥管理事務所のおっちゃんと充電器前で待ち合わせ

<注意>

パイロンはおっちゃんたちが動かしてくれるので、ユーザーは触ってはいけない。

駐車料金は30分無料だけど、手続きで5分〜10分は吹っ飛ぶ

充電方法

上記のステップを踏むと、おっちゃんが鍵を持って充電器に来てくれるのでプラグボックスを鍵で開けてくれる。それを指してスタートを押すだけ。

満足度は普通

少々面倒な手続きがあるので若干手間があるけど、使い方次第だなと思う。30分間の駐車料金を払うかたちで、1時間充電の間に空港内のラーメンを食べるとかできるのは最高!

まとめ

東京⇆横浜を走る際に途中にあるので便利な場所ではあるけど、わざわざ寄り道して充電するには少しストレスがあるのかなと思いました。何かの用事で空港に行く際についでに充電できればナイスなのかもしれません。または、1時間充電する予定にして、中で食事をするのもアリかとおもいました。

充電場所紹介

ナビをセットすれば問題なく到着できると思います!

せたが屋(らーめん)食べたかった

次回充電中にサクッとラーメンでも食べようかなと思いますw

テスラを買ったから感じる自動車産業の構造変化

ちまちま書く理由

多数のWEBメディアやテレビ、TwitterやYoutubeまで幅広くアンチEV、特にテスラはクソだという意見を目にすることが多くて自分でも実際にそうなのか?ってのを毎回疑問に思う。2021年6月からテスラモデル3ロングレンジに乗り始めていろいろと感じるのですが、すごいよく考えられて作られた車だと身に染みて感じるし、毎日ワクワクします。

最近感じるのは何百年に一回あるような大きなビジネス構造の変化が自動車業界に来ているように感じます。携帯からOS搭載のスマホにビジネス構造が変化した歴史も交えながら少しまとめていきたいと思う。

日本人が抱えてる昔からの弱み

本当は日本人って結構新しいもの好きだと思う。食事にしてもテクノロジーにしても本当は興味を持っているし好奇心もある。ただ人によって感情的思考がそれらを制限しているように感じる。私個人も含めてその感情の制御によって急な変化に対応するのが下手くそである。合理的な判断が鈍るというか。。。

もう一つの弱みは何か新しいビジネスモデルを0から作る事が苦手。日本の憲法も輸入して改良したもの、自動車も昔輸入したものを改良している。ビジネスがうまいんじゃなくて改良するのが上手いと言われてきた。でも、この変化が激しい中では、輸入⇨改良のスピードも上げていかないといけないと感じる。

変化への対応スピード ガラケー vs スマホ

iPhone日本上陸

初代iPhoneがアメリカで登場したのは2007年 Mac World Expoで発表され、6月29日にアメリカで発売が開始され日本でも一気にニュースになったのを覚えている。当時は早く日本に来ないのかなど調べたりして、通信規格が合わず日本で使えないことを知ると悲しかった記憶しかない。

その後、2008年に iPhone 3G が世界中で発売され、日本もソフトバンクが2008年7月11日に発売した。この時のことを皆さん覚えているだろうか? なんでドコモから出さないの? auは? SIMを変えたら使えるの?など。。。 私は当時ドコモだったので、海外からiPhoneを仕入れてAPN設定などWEBで検索しながらパケ死しないようにドキドキしながら設定したのを懐かしく思えます)笑

背景には、ソフトバンクの孫さんがiPhone発売になるもっと前からスティーブ・ジョブスとの交渉にて既に独占権販売権を勝ち取っていたのが理由。(1) 孫さんは2005年あたりにスティーブジョブスに会っているのだがその内容は、OS搭載のスマホを作ってくれって自分で描いたスケッチを持参して行った事。 でもスティーブジョブスは、大丈夫もう作っているよと返事する。孫さんが速攻独占販売権を口約束で交わすが、この時まだ携帯キャリアを持っていなくて正式な契約はできなかった。しかしその後、携帯会社を買収するに至る。(2)

この時起きていたのは、これまで権力を握っていたキャリア側の立場でのビジネスモデルから、OS>ハード>キャリアへと変革する構造の変化が起きている。日本のキャリアはソフトバンクを除いてこの変化に対応できなかった。Androidのスマホが出てきた頃もキャリア側の権力を発揮し、まともに動作もしない無駄なキャリア専用のアプリやアプリだけどブラウザーで飛ばすお粗末なアプリ?アイコンを最初からインストールさせておくなど、マネタイズやサービス提供に奮闘していたのは記憶に新しい。その後、スマホのシェアを韓国、中国に奪われる事になる。

無理もない、これまでキャリア側の都合でPanasonic、NEC、SONYなどに携帯端末のソフト面(結局使えないものばかりだったが、、、)を依頼するという構造からの変化だから大変だったのは想像できる。 これ以外の例として家電、DVD、半導体などあるが今回は省略する。

テスラにあって日本メーカーにないもの

充電インフラ構築と仕組み

2019年あたりからEVの話もちらほら出てきて、2021年後半あたりには結構耳にするようになったEVの充電インフラの話。日産に関しては各ディーラーに急速充電を設置してリーフ購入者へのインフラを十分提供してきていると言える。テスラも実は結構多くのインフラ構築を手がけている。(3)

ただ、ここで単に充電器がという所で話が終わっていることが多い。大事なのは2つ、充電スピードと充電方法です。

充電スピード

テスラにはスーパーチャージャー、ディスティネーションチャージャー、ウオールコネクターがメインで全国に設置されている。(そのほかに、CHAdeMOアダプター、普通充電アダプターも使えるがここでは省略する) これらの充電スピードが合理的なのをまず理解したほうがいい。

テスラスーパーチャージャーは最初はV2タイプで最高 135kw辺りの急速充電だったが、最新のものはV3タイプの250kwのスピードが出るタイプ。 日本には135kwの充電できる国産車向けの充電器など無く、唯一日産がこれから発売されるアリアに向けて90kw級の充電器へのリニューアルをしている状況である。より短時間で充電が終わるのは今後のEV普及に向けて大事なポイントとなる。

充電方法

これについては大きな違いがある。まず、CHAdeMOに関してはICチップ入りのカードが必要で、そのカードを事前に取得し自身のクレジットカードと連動させておかないといけない。そしてほとんどの充電器は30分タイマーがあり、30分で充電が終わる。さらに充電の開始ボタンを押させたり、停止を押させたりと手間が多い。

一方テスラに関しては、スーパーチャージャーでの充電において駐車した後にケーブルを挿すだけである。何も認証する事なく、そのまま使える上いつでも充電を中止でき時間に応じた課金をされる仕組み。使った分は自分のアカウントに登録してあるクレジットカードに請求がまわるというシンプルな作り。

今後さらに加速すると思われるテスラスーパーチャージャー。ユーザーの目線に立って簡単で素早く充電を済ませるという合理的な仕組みを日本の企業が超えられるのだろうか。

ハードばかりでは限界が来る。ソフトで儲ける仕組みに

メディア騒いでいるでアンチEVの大半がハード面への懸念がほとんど。氷点下の中でのパフォーマンスが落ちるとか、バッテリーが燃えるとか。正直これら二つの問題についてはアメリカ人のyoutube(5)(6)などを見れば問題ではないことが分かるし、大した不安材料ではない。バッテリーの劣化に関しても質が上がったり生き返るのは時間が解決する。(8)

それよりもOSの搭載、OTAの実施、ソフトウエアによるサービスの提供が一番稼げる所で中長期的にもデーターやノウハウが積み重なれば質も上がるし価値も上がる。パソコンやスマホもこれと同じようにハードよりもソフトで稼いでいる事を理解しておいた方がいい。

ここでただ単にテスラ様と言っているのではなく、直近ではソニーがEVに参入するニュース(4)がでていたが、向かっている先はやはりソフトの領域である。また、世界一の販売台数を誇るトヨタも2025年を目安にトヨタ車のOS開発やOTA提供に動いてはいる。(7)

日系企業も変化している

日系企業の群れる感じが嫌いな人はおそらくテスラみたいな合理的に価値を提供していく会社が好きだと思うけど、最近の日系企業にも明るいニュースは多々ある。個人的にこの二人の参画は面白いと思う。一人は、トヨタのギルプラットさん、もう一人はパナソニックの松岡陽子さん。

ギルプラットさんは、トヨタ自動車のTRI( Toyota Resarch Institute) で自動運転技術を開発するチームを率いるボス。MIT卒のAIとロボティクスをバックグラウンドに持つエンジニア。今はアメリカ、カリフォルニア州にあるトヨタのTRI研究所に居て、トヨタイムズの動画(9)からも彼の熱意はすごいことが分かる。

松岡陽子さんも、MIT卒のコンピューターサイエンスとロボティクスが専門の技術者で経営者。Google X の共同設立者で、Google NestのCTO。アップルのテクノロジーリーダーでもあった人。(10)今はベンチャーの経営をしながら、Panasonicのフェローとしておそらくプロダクトのアドバイスなどをしている。

昔までの日本は、自社のなかで人材を育ててリーダーへという流れが強かったけど最近徐々にグローバルのトップクラス人材を招聘する動きがあって今後のワクワクが止まらない。

まとめ

最近のメディアにはEVの良い面、悪い面の両方を不安を煽る形で掲載されていることも多いが、これを機会に日本語&英語関係なく色々な視点で自分の意見を整理する必要があると感じる。

現状(2022年)において日本企業はハード面もソフト面もEV市場においては出遅れている部分はあるが、これからの巻き返しに期待したい。

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