広告の迷走―企業価値を高める広告クリエイティブを求めて

5190qQgqAjL社会人なりたてで、広報的なポジションで仕事を任されていた時、すでにクリエイティブ的な仕事は外注していたのだけど、その外注先のおっちゃんの感情的な自己主張が強く人生経験も豊富なため、いつもねじ伏せられ自分の考えや想いなど伝わらなく、ある日、本屋でこの表紙の猿が自分の様に思え。。何気なく立ち読みしたらそのまま半分読んでしまうほど、論理的でわかりやすくしかも著者の梶祐輔氏の広告やブランドづくりの熱い想いが伝わってくるそんな素敵な本でした。

おかげでいろいろ学ぶことができ、実践で活躍した本の一つです。

今もアンダーラインを引っ張ったところはたまに繰り返し読んでます。

 

私がサクッとシェアしたい本書の内容を引用しますと。

<アドバタイジング> 長期にわたって商品が売れ続けるために絶対不可欠な信頼関係をつくるコミュニケーション活動

―目的:マインド・シェアを高めること、ブランドを維持すること、など

―期間:長期的(何年間にもわたって継続展開される)

―所管:社長室・経営企画室、

―アドバタイジングの費用の性格:経営コスト、投資

 

<プロモーション> 目先の商品を売り切るための各種の販売促進活動

―目的:マーケットシェアを高めること、販売目標を達成すること、など

―期間:短期的(販売目標を達成のために期間限定で展開される)

―所管:営業または販売部門

―プロモーションの費用の性格:営業経費

 

大手不動産が不正行為か 流出する“爆弾データ”の衝撃〜を読んで感じること

ダイヤモンドオンラインより
ダイヤモンドオンラインより

今回Yahoo!ニュースになった大手不動産会社の囲い込みですが、ずいぶんと前からあったことで、正直自分にお客さんがいて紹介しようと電話しても、”お話一件入っています。。”って内見すら断られ、怪しく思ったであろうお客さんが直接問い合わせすると”ご紹介できます”って対応される!

自分のミスでお客さんに迷惑をかけたなら、そのお客さんが他のエージェントに行ってしまっても仕方がないと思うが、

こんな違法行為でもあり、むしろ売り側のお客さんに不利な方法でも売ろうというのが”ビジネス”として仕方がないって暗黙知が放置されすぎてた感じ。

これでどれだけのお客さんが、私を嘘つきあつかいして、他のエージェントに行っただろうか。。。

それにしても、誰がどうやってこれだけのデータを集めたんだろう?大笑 かなり気合入ってる。これだけやるんだからかなりの集客ができる中堅の仲介会社なんだと思う。大手の不正をこの機会にストップさせ、売買の流通を自分たちで変えようとしているんだと、そう願ってます! 

小さいエージェントである私もそうだと思うのですが、地道にコツコツ仕事して、ネットワークを作って、紹介でも集客して、いざ物件紹介しようって時に抱え込みされると辛いっすよ〜。 

 

不動産仲介会社役「物件確認なんですが、○○○(物件名)なんですけど……」

支店担当者「あ~、話入ってます(=すでに交渉中です)」

それから16分後、今度は一般客のふりをして同店に電話してのやりとりは以下の通りだ。

一般客役「ホームページで見たんですが、○○○(物件名)って今は空いているでしょうか? 」

支店担当者「ご紹介可能です」

一般客役「あ、本当ですか」

支店担当者「まだ内覧した人は一人もいないので、今週末から内覧可能です」

こんなの毎日ですからねw