2017年の後半に発売されたテーラーメイドP790アイアンを打って見ました。最近のアイアンは最初からロフトが立っているので飛びますわなw 今後のトレンドになっていく感じのようです。
私のアイアン、ミズノMP15の#7は32°、#4は22°ですのでご自身のクラブのロフト角を理解した上で比較してください。
Contents
簡単なクラブのスペック紹介
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中空構造とクロモリ鋼(4140)のフェース厚1.75mm L型ICT(インバーテッド・コーン・テクノロジー)フォージドフェース構造により、高い飛距離性能を実現
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貫通型スピードポケット*の効果と、ヘッドに内蔵したタングステンウェイト*により低重心化と高い寛容性を両立
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ヘッド内部にSPEEDFOAM充填材を使用することで心地よいサウンド&フィールに
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オフセットが少なくトップラインが厚すぎないヘッドデザインのため、ロングアイアンはユーティリティアイアンとしても使用可能
*テーラーメイドのサイトより引用
このモデルの前のアイアンにおいて、打感が悪いというフィードバックが多かった様で今回は打感をよくする様にしたのは間違いない)笑 フォージドフェイスで打感を柔らかくしているのに加え、SPEEDFOAMを入れて音もフィーリングもよくしている。その写真がこれ
試打データ
ナイスショットの20球のデータの平均値をとりました。
ボールはTitleist Pro V1, シャフトはDG s200、測定器はSkytrackです。
ボールスピード( m/s ) | ランチアングル( ° ) | バックスピン ( rpm ) | ピーク ( y ) | キャリー ( y ) | トータル( y) | |
#7 ( 30.5 ) | 55.34 | 17.3 | 5623 | 34 | 181 | 194 |
#4 ( 20.5 ) | 59.85 | 9.7 | 4322 | 24 | 201 | 217 |
感想
柔らかい打感も音も良い感じでした。データには含めませんでしたが、芯を外したショットでも飛距離は4~6y 落ちる程度なのでグリーンオンはできそうな感じです。
ミズノファンの私としては、芯を食った時の打感はやはりミズノが上かなという印象。
現行のテーラーメイドのアイアンだと、Mシリーズは初級者から中級者、Pシリーズのマッスルバックなどは上級者向けなのにたいして、これらの中間に位置するのがこのP790シリーズです。Lowハンデでも#5や#4をユーティリティーとして使っている人もいる様なので、いろいろなスキルの人に使ってもらえるアイアンだと思います。
ゴルフ初心者でもハンデ20を切るのが早々にできそうな人でも選択肢の一つかと。
#7で190y 飛ぶという自慢もできますがw 最近のアイアンはロフト角が少ないのでいつもより飛びます! コースでのヤーデージ調整は事前に掴んでおきましょう。
P790はPXGから特許侵害で訴えられているアイアンで、アメリカでは同じ様な技術がPXGの3分の1の値段で買えるという声も)大笑