スコッティキャメロン Scotty Cameron の素材 GSS, SSS, 009について

はじめに

スコッティキャメロンのツアーパターによく見られる「GSS」や「SSS」「009」について、簡単に詳細をまとめてみました。それぞれの意味と価格帯をある程度把握しておくのは大事かと、破格となれば偽物と認識された方が良いです。

GSS, SSS, 009の詳細

GSSとは




ドイツW.E.G.社のステンレスがキャメロンのGSS素材。純度が高く中でも高級素材。ジャーマン・ステンレス・スチールの略ではあるが、キャメロンが独自に略しているだけ。他の素材と比べ素材が硬いので加工に時間がかかる。また、ツアープロにとっては打感が良いらしいが(柔らかい打感)、私は違いがわかるレベルではありませんw 高級素材の一級品と思っていただくのが良いかと。記号は、SUS303

市場に出る値段は、最低100万円が基本。希少性やモデルによってはそれ以上となっています。例えばタイガーウッズのほぼ同じモデルとなると2019年に見かけたのは500万円でした。松山英樹が好んで使っているのはGSSが多いです。

COAは付いてきます。

SSSとは

こちらはアメリカのステンレスを使っているとのこと。純度がGSSには劣るが少し柔らかいとのこと。記号は同じく、SUS303だがGSSの方が若干違うらしい。

市場に出る値段は、約50万円〜といったイメージ。こちらも希少性やモデルによってはそれ以上の値段になります。COAは間違いなく付いてきます。

009とは

こちらはカーボンスチールです。要は、電車の線路に使われている素材。サビやすくステンレスより柔らかいのが特徴。手入れが大変なのであまり人気がありませんが、個人的には好きですね。たぶん、丁寧に手入れをしないと行けないのでその分愛着もわくというわけで。。。ジョーダンスピースが使っているのはこの素材で、大学のゴルフ部時代から使い続けているという彼のエースパターです。




ジョーダンスピースのパターはこれです

まとめ

GSSはキャメロンパターの中でも高級品扱いの素材。ツアープロなどが好んで作ってもらうのがこの素材が多いです。アマチュアゴルファーであれば保険でギリギリカバーできるSSS素材で50万円前後でも良いかと思います。それぞれこだわりがあると思うのでお好みで選ばれるが良いかと思います。009のカーボンスチールはサビるのが確実なので、お手入れは念入りに〜特にフェイス部分は命取りです!




2015年 US Matersマスターズ ジョーダンスピース優勝時のクラブセット

録画している2015年 US Matersを先日見ていてやっぱりスピースはうまいなと。。。自分もこうなりたいw

使っているパターは15歳から変わらず、タイトリスト・スコッティキャメロンのプロトタイプ009で間違いないんだけど、クラブが気になって調べてみました。イギリスのサイトにデータがありますね!

スクリーンショット 2015-11-11 16.58.37

 

 

 

 

(Ref : Golf Monthly

 
Driver: Titleist 915D2 (Aldila Rogue Black 70TX), 9.5 degrees
Fairway wood: Titleist 915F, 15 degrees (Graphite Design Tour AD-DI 7X shaft
Hybrid: Titleist 915Hd, 20.5 degrees (Graphite Design Tour AD-DI 95X shaft)
Irons: Titleist 714 AP2 (4-9 True Temper Project X 6.0 shafts)
Wedges: Titleist Vokey SM5 (46, 52, 56, 60 degrees with True Temper Project X 6.0 shafts)
Putter: Titleist Scotty Cameron 009 prototype
Ball: Titleist Pro V1x
Grips: Golf Pride Tour Velet

ドライバーとフェアウェイウッドは同じの使っているのですが、彼ほど当たらないし飛ばないな〜w 練習がんばろw

ドライバーのAldila Rogue Black, 良さそうなんだけど、値段が4万円超えるね! 

仕事も頑張ります!