2018年2月16日に発売されたテーラーメイドM3 & M4シリーズですが、4ヶ月経ってようやくM3に切り替えることにしました。個人的にポイントとデータをまとめたので購入の参考になればと思います。
Contents
新たなテクノロジー紹介
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ハーマーヘッド:フェースの下でヒットした場合でもボールの初速を落とさず飛距離をキープするテクノロジー
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Twist Face : 50万発のヒューマンテストから生み出された「ハイトゥ」や「ローヒール」でヒットした場合でも狙ったセンターラインへ球が戻ってくるというテクノロジー
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Yトラック:最大フェード、最大ドロー、最小スピン、最大スピンをベースに好みの弾道に調整できるテクノロジー
*テーラーメイドのサイトより引用
実際打ってみるとどうなのかというところは、後でも詳しく書きたいと思うが、簡単に触れるとローフェイスでのハーマーヘッドのテクノロジーは作用していると感じられる。芯を捉えた飛距離がだいたい290yなのに対し、275y ~285y 前後で飛んでくるところはいい面だと思う。ローフェースでの打感は全くを持って良くないですw
Twist Faceに関しては、前回のローリーマキロイの動画でも紹介した様に「ハイトゥ」と「ローヒール」のショットに関しては効果がある感じです。自分でも測定はしてみましたが、劇的にというより少しといった印象です。おそらくこの部分がそれぞれのゴルファーにフィットするかしないかの分かれ道で、100球ほど練習場やコースでのテストでフィットするかは感覚でわかると思います。それぞれのスイングがあり、それぞれの持ち球の弾道があるので、それに有利になるか全く効果を果たさないかは打ってみないとわからないと思います。
Yトラックは、2017年のM1 と似たシステムのテクノロジーですが、今回のモデルになり変化があるとすると、2つのウエイトを2つとも後ろ(スピン多)でさらにドローとフェードの調整ができるとこだと思います。個人的に面白いと思うのは、これの調整次第でM4と同じスペックにできてしまうというとこです。実はそこが自分の切り替えの決めてだったのですが、M4と同じにもできるしM3特有のセッティングで自分仕様にもできるというポイントです。
試打データ
ウエイトを二つとも前方(最小スピン)に設定し、Kurokage Silver dual core 60Xにてフルスイングにおける50球、50球のそれぞれの平均値をとりました。
ボールはTitleist Pro V1, 計測器はSkytrackです。
M3 460cc | ボールスピード( m/s ) | クラブスピード( m/s) | バックスピン ( rpm ) | ランチアングル ( ° ) | キャリー ( y ) | トータル( y) |
前半平均 | 71.66 | 50.56 | 2039 | 12.3 | 288 | 309 |
後半平均 | 72.95 | 51.00 | 2300 | 14.3 | 293 | 313 |
良いデータだけを取るとこの様に美しくなりますが、正直なところウエイトを前方(最小スピン)の設定はいくらTwist Faceがあるからといってフェアウェイを狙うにはかなりシビアなセッティングでした。ウェイトを後ろで調整する方が飛距離は落ちてもフェアウェイを狙えるところでセッティングすることをオススメします。
また、簡単に同じシャフトで同じ環境下のM1 2017のナイスショットデータを付けておきます。M3を最小スピン設定にしたのは比較のためです。M1も最小スピン設定です。
M1 460cc | ボールスピード( m/s ) | クラブスピード( m/s) | バックスピン ( rpm ) | ランチアングル ( ° ) | キャリー ( y ) | トータル( y) |
データ1 | 70.63 | 49.33 | 1643 | 12.6 | 277 | 293 |
データ2 | 70.42 | 50.22 | 1634 | 14.2 | 290 | 305 |
ここからわかるデータは、M1 2017はウエイトの一つが必ず前にあるためM3に比べてスピン量はかなりすくなくなるイメージが湧きます。
マキロイも動画で話していたのですが、彼の場合できるだけT-UPを高くして打ち出し角をつけてできるだけロースピンの球を打つプロにはぴったりのドライバーです)大笑
アマチュアのMidハンデ〜Highハンデのゴルファーが使いこなすにはかなりハイスペックなのが理解していただけると思います。
私のゴルフ仲間は、M1 2017のウエイトを二つとも外して二つとも後ろ(最大スピン)でセッティングしていました。でもちょっと変な打音がするのできになる人には無理ですが。
感想
M1同様、M3もスイングが悪く、ボールが当たる場所が悪ければ、右にも左にも行くので全てがTwist Faceで助けられると勘違いしないこと。「ハイトゥ」と「ローヒール」のみです。
M4を検討中なら、M3でもM4並みのセッティングは可能なので実際にボールを打ってウエイトの調整はしてみることをオススメします。
乾いた感じの打音が好みの方にはぴったり。逆に大きな爆発音を求める方にはむきません。
すでに10ラウンドほどM3で行ってきましたが、何度かOBは出たものの個人的に好きな打感と打音には毎回テンションが上がります。
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